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今年5月に楽天の出資により、日本国内でも話題になった画像SNS、Pinterestをご存知ですか?
利用者が興味分野の情報を収集して共有できる「ソーシャルキュレーション」サービスの代表格であるPinterestは、昨年度1年間4377%成長という実績を残しています。。
人間関係中心SNS、Facebookの月間訪問者数が減少気味であるのとは対照的だと思われます。
*キュレーションサービスとは?
Wired.jp「情報過多の時代」の鍵は「キュレーション」
次世代SNSとして注目されているPinterestですが、まだ韓国語でサービスを提供していない&韓国人が興味を持ちそうな話題が少ないという壁がありました。
しかし、CJ E&M社が作った韓国に特化した画像SNS、interest.meがそれを解決してくれました。
interest.meのページはPinterestに似ています。
画像・動画がスクラップブック形式で並べられていて、カテゴリー別に見ることもできます。
投稿ごとにFacebookのいいねボタンのような「interesting!」ボタンやコメントが残せるのもPinterestと似ています。
しかし、interest.meが韓国国内でPinterestと差別化できるポイントはいくつかあります。
ポイント1
韓国語および、英語・中国語・日本語に対応しています。
▲日本語表示にした場合(カテゴリーメニューなどが日本語になっています)
Pinterestが英語・スペイン語・ポルトガル語に対応しているのに対し、interest.meは韓国語・日本語・中国語・英語に対応しています。
各投稿はマイクロソフトBing翻訳で翻訳されるので、韓流に興味がある海外の方もinterest.meから情報を得ることができます。
ポイント2
画像・動画だけではない!音楽ファイルも対応
▲上:MNETのinterest.meページ
▲下:お気に入り登録し、interest.me内で再生した画面
interest.meを作ったCJ E&M社は音楽メディアのMNETを運営していて、MNETのinterest.meページでは最新KPOPを視聴することができます。
それだけではありません。interest.me内ではお気に入りフォルダを作り、Youtubeなどから動画を読み込んでプレイリスト化し、再生することもできます。
ポイント3
Facebookアカウントでログインできるので、すぐはじめられる!
Pinterestが誰かからの招待を必要としているのに対し、interest.meはFacebookアカウントでログインできるので、いつでもどこでも簡単にはじめられます。
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楽天やユニクロなどがPinterestを利用したマーケティングに積極的に取り組んでるように、開発社CJの系列企業を中心にinterest.meをマーケティングに利用している事例が増えています。
▲上:MNETのグローバル公式HP自体がinterest.me仕様
▲下:ECサイトCJmallのinterest.meページ
画像、動画、音楽を共有できるinterest.meがKPOP、ファッション、ドラマなど韓流最新情報を海外から簡単にゲットできる新たなプラットフォームになる可能性もあり得るのではないかと思います。
まだ利用者数やコンテンツは少ないですが、今後さらにPinterestと差別化された魅力でユーザーを魅了してくれるのが楽しみです。
>>interest.me
*Pinterestについて参考
≪ソーシャルメディアマーケティングラボの記事≫
8割が女性ユーザー?!話題の画像キュレーションSNS「Pinterest」の5つの魅力
【国内事例】企業のPinterestページ17選 & 活用時の注意点まとめ
参考記事(韓国語)
itDongaの記事
Zdnetの記事
Etnewsの記事
MBCニュースの記事